【助産師監修】陣痛の痛みってどんな感じ?
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妊婦さんたちが特に心配しているのが
「陣痛の痛み」
痛いことは知っているけど
どのくらい?
どんな感じ?
どこが痛い?
という質問を多く受けます。
今回は陣痛の痛みについて
いろいろな例えをご紹介しながら解説していきます。
![](https://birth-consultant.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/陣痛.jpg)
私が聞いた産婦さんの「陣痛の痛みの例え」
これまで多くの産婦さんの陣痛の話を聞いてきました。
そのなかでよく聞く例えとしては
「生理痛の何十倍も痛かった」
「腰をハンマーで割られるような痛みだった」
「上半身と下半身がバラバラになりそうだった」など
たまに
「強い生理痛の3倍ぐらいだった」
「思ってたより全然痛くなくてびっくりだった」
「まだ痛くなると思っていたらお産が終わった」など
という方もいます。
これらでお分かりのように
陣痛の痛みのとらえ方はかなり個人差があります。
よく感じるのは、
もともとの生理痛が強い方は陣痛に対する痛みの耐性も強い
ということです。
また
生理痛がもともとなくても
「陣痛の痛みの感じ方」には大きな差がでます。
その理由やヒントはこちらの記事に掲載しています。
【ソフロロジー式分娩法って何がいいの?】
【陣痛はこわくない!陣痛の事を知ればお産は「楽に」なる!】
「陣痛の痛み」一般的な例えは?
何度もいうように「陣痛の痛み」には個人差があります。
全ての人が当てはまるわけではありません。
そして、この「痛み」は
普段の生理現象の痛みの延長です。
未知の痛みではありません。
![](https://birth-consultant.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/NST.jpg)
例えでよく言われているのは
陣痛の痛みの例えでよく例えられるのは
生理痛が強い時の痛みの10〜50倍
痛みの場所は生理痛と同様
腰・下腹部・おしりに現れます。
また痛みの感じ方は
以下の条件によっても
違いがあるという研究報告があります。
初産婦>経産婦
母親学級未受講の方>母親学級を受講した方
痛みについて知っている
お産や陣痛について知っている
ことでも痛みのレベルがかわるのです。
男性の痛みで例えると…
「大事なところ蹴られた時の100倍ぐらいの痛み」
と言われています。
陣痛の痛みは「男の人が死んじゃう痛み」というのを
聞いたことがある方も多いでしょう。
これで想像がつきやすいですよね。
海外の研究
海外の研究では
「骨を折ったときの痛みよりもはるかに痛い」
「指を切断する痛み」に匹敵するぐらいの痛みのレベル
であるという報告があります。
無痛分娩の痛み
無痛分娩も多少の痛みを感じます。
これも個人差があります。
無痛分娩は全く痛みがなくなるというのではなく、
例えるなら、生理痛ぐらいです。
誤解がないように言い変えるなら
生理痛ぐらいの痛みを残しながらお産に臨む方が
スムーズにお産がすすむのです。
全く「無」にしてしまうと陣痛も消失してしまいます…
![](https://birth-consultant.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/帝王切開4.jpg)
「陣痛の痛み」は心配しすぎることはない!
陣痛の痛みをいろいろな例えでご紹介しました。
でも心配し過ぎることはありません。
女性はちゃんと乗り越えられるようにできています!
だから赤ちゃんを出産までお腹で育てることができたのです!
痛みを軽減できる方法は
無痛分娩ではなくてもいくらでもあります。
そのひとつがソフロロジー法です。
例えかかりつけの病院でソフロロジーをしなくても大丈夫。
ソフロロジーは
妊娠期間中の準備が大切なのです。
そのため、実際のお産のときにも
多いに役立ち・力になってくれますよ。
もちろん無痛分娩も立派なお産です。
「良いお産」「満足できるお産」
ができるために自分にあったお産方法をみつけてくださいね。
ソフロロジー法について知りたい方は
こちらの記事も参考にされてください。
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