陣痛がなかなかこない方へやって欲しい3つのこと

陣痛がなかなかこない方へやって欲しい3つのこと

「陣痛がこない」原因を
前記事【陣痛がこない!陣痛が起こらない3つの原因とは?】)で
説明しました。

また 、前駆陣痛はあるけど痛みが強くならず本陣痛にはならない…
陣痛(痛みの間隔がずっと10分以内)は始まっているのに
お産がなかなか進まない…
といった方々もいらっしゃることでしょう。

今回は前記事の内容をふまえた上で、
私の助産師としての 今までの経験や実体験をもとに、
陣痛誘発剤や促進剤を使わずでも自然に陣痛がきやすい、強くなりやすい
効果的な方法を3つ紹介していきます。

どれもすぐできることばかりです。
基本は途中でお腹が張っても中止せず行いましょう。

逆に、激痛があったり妊娠高血圧症候群等の持病がある方は控えてください。
また体調が優れない場合も控えましょう。
前記事を読まれていない方は必ず目を通してから実践されてください。

① 乳頭・乳輪刺激(マッサージ)

妊娠が順調に経過すると通っている産院から、
母乳授乳の準備をするために「乳頭マッサージ」の
必要性を説明されるでしょう。

* 陣痛を起す刺激の意味合いでここからは
「乳頭マッサージ」を「乳頭刺激」と記します。


乳頭刺激をすることで
赤ちゃんが飲みやすい乳頭をつくり、
出産後スムーズに赤ちゃんへ母乳を直接授乳することができます。

しかし、この乳頭刺激は陣痛も促進することができるのです。
なぜ乳頭刺激をすると子宮が収縮するのか?
それには、なるほど!の理由があるのですが…
詳しくは
知らなきゃ損!妊娠・出産・育児が「楽に」なる乳頭マッサージの効能】で

ともあれ乳頭刺激は陣痛を誘発し促進させるのです。

医療の現場では微弱陣痛の方に、
「助産師が乳頭刺激をしながら陣痛を促進すること」
は少なくありません。
それほど子宮の収縮を強くする効果があるのです。

簡単な乳頭刺激についてはこちら
【これで痛くない!「乳頭マッサージ」と「乳頭の垢とり」の方法】
で説明しますが、
ここでは確実に陣痛を起すため以下のことを実践して欲しいと思います。


乳頭だけではなく乳輪も刺激する

乳頭だけを刺激するのではなく、乳輪からしっかり刺激をしていきましょう。

乳頭だけの刺激よりも乳輪も同時に刺激するように行えば
陣痛を促すホルモンの分泌が良くなります。

「片方3~5分ずつ1クール」を1日最低5クール

37週未満や帝王切開が決まっている方は行わないでください。

お母さん方に話を聞くと、
1日に行う乳頭刺激の回数がだいぶ少ないと感じます。
中には数日に1回程度の方も多くいらっしゃいます。

陣痛を起したいのであれば
「片方3~5分ずつ1クール」1日最低でも5クールはしましょう。
特に入浴中は丹念に行い2クール行うのもよいでしょう。

もちろん乳頭・乳輪は傷つけないようにするのが前提です。
36週に入ったら1日1回は刺激を行い
「陣痛がなかなかこないな」と思うようになったら
このペースでの刺激をしていきましょう。

② 階段昇降

階段の上り下りは陣痛促進に大変効果を発揮します。
階段昇降の際の運動は、お母さんの骨盤を開き
重心の上下により赤ちゃんの頭が骨盤にはまりやすくなります。
赤ちゃんの頭が骨盤にしっかりはまると
お母さんの陣痛スイッチがONになるのです。

身近な階段で実施するのが一番ですが
季節的に厳しい「夏・冬」は
ショッピングセンターなどの階段をオススメします。
環境がよく、案外通行人も少ないです。

ここでも確実に陣痛を起すため以下のことを実践してみましょう。

1日最低でも30分以上

階段の上り下りの刺激はすぐには効果はなく
続けることによってお母さんの骨盤や子宮に刺激を与えることができます。
最低でも1日に持続して30分以上は階段昇降するようにしましょう

階段をゆっくり上り下りする

階段をゆっくり上り下りすることで、
お母さんの骨盤が広がりそこに赤ちゃんの頭がはまりやすくなります。
逆に早く上り下りすれば、赤ちゃんの頭ははまりにくいだけではなく、
大事な腰や膝を痛めてしまいます。
呼吸をゆっくり整えて自分のペースで行いましょう。

ちなみに階段を上るよりも、下りるときの方が
陣痛促進に効果が高いとも言われています。
膝の調子や体調を考慮して、エレベーターをうまく活用すると
負げずに運動を持続することができます。

③ スクワット

スクワットも階段昇降と同じで
お母さんの骨盤を広げ、赤ちゃんの頭がはまりやすくなります。
階段昇降もできればなおよいですが
身近に階段がない場合は以下の事に注意しながら
このスクワットを重点的に行ってみましょう。

壁に手をつき「しっかり」「ゆっくり」腰を落とす

壁に手をついて行うスクワットの方が確実に重心を落とせます。
しっかりゆっくり行うことで、
赤ちゃんの頭がお母さんの骨盤にはまりやすくなります。

横に鏡があり自分の姿を確認できると腰の位置を確認でき、
疲労で腰が下りなくなっている時も自覚できるでしょう。

「30回1クール」を1日3クール以上

スクワットも膝や腰が痛くない限り何回でも行って大丈夫です。
これを繰り返すことでスクワット中に、
「赤ちゃんの頭が自分の骨盤にはまったのが分った」
という方も多くいらっしゃいます。

スクワット中は息は絶対止めないでください。
腰を落とすときにしっかり吐き
腰を上げるときは自然に空気を吸いましょう。
実はこれ、お産時の呼吸法の練習にもなります。
ここでこの呼吸法をしていると、
いざ陣痛が強くなってきた時も自然に呼吸ができ安産へ導くことができます。

さいごに

いかがだったでしょうか。
かなりスパルタに感じるかもしれませんが
予定日を1週間近く過ぎている方は特に実践してもらいたいものになります。
その他の方々はできるだけのことをしたら、
あとはゆっくり赤ちゃんが出たいという合図を待ちましょう。

刺激や運動中に、痛みやお腹の張りがでてきたら
「よし、よし!!」と思い、さらに頑張ってください。
また、赤ちゃんにもいっぱい話しかけましょう。
ひょっとすると、お母さんの言う事を聞いて早く出てきてくれるかもしれませんよ。

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