これで痛くない!「乳頭マッサージ」と「乳頭の垢とり」の方法

これで痛くない!「乳頭マッサージ」と「乳頭の垢とり」の方法

前回乳頭マッサージでの知られざる効能についてお話しました。
(詳しくは【知らなきゃ損!妊娠・出産・育児が「楽に」なる乳頭マッサージの効能】へ)

しかし、乳頭マッサージに抵抗をもっている方も多く、
また乳頭マッサージは「痛い」ものだと思っている方も多くいらっしゃいます。
せっかく良い効能がある乳頭マッサージの恩恵を
受けることができないなんて大変もったいないと感じます。

今回は乳頭マッサージが抵抗なく行えるように
妊娠中期から行ってほしい乳頭の垢とりの方法から
痛くない、簡単に続けられる乳頭マッサージの方法を紹介します。

乳頭の垢とり

妊娠16週(安定期)に入ったら
少しずつ自分のおっぱいに興味を持ち始めましょう。
そうじゃなくても、妊娠初期に胸が張り、
自分の乳房の変化に驚いている方も多いと思います。

妊娠期間中で乳房は大きく成長します。
また、乳頭・乳輪からは皮膚を保護をするために
分泌物が盛んに出るようになります。
それにより妊娠前では見た事ないほどの垢が
乳頭にびっしり張り付いてきます。

それらの垢は妊娠16週になったら週1回ほどでいいので
丁寧に垢とりをしていきましょう。
しかし、切迫早産と診断されている方は、
乳頭を刺激するとお腹が張ってしまう可能性があるので、
切迫早産状態が続いている間は行わないでください。


垢とりを行う理由

1)赤ちゃんに垢をのませてしまうことがないようにするため
2)乳頭の皮膚の鍛錬になり乳頭亀裂などのトラブル予防につながるため
3)自分の乳頭に興味をもち、乳頭マッサージを抵抗なく行えるようにするため

1)
乳頭の垢がびっしり付いているにも関わらず
乳頭マッサージをしてこなかった方は
その垢に興味を持つことなく
そのままの状態で赤ちゃんに授乳する方がいらっしゃいます。

垢を飲み込んだところで
別に赤ちゃんの体に悪いわけではありませんが、
やはり気持ちがいいものではないでしょう。
除去できるものであればなるべく除去して母乳を吸わせてあげましょう。
また、乳頭に垢がびっしり張り付いていると
それだけ母乳の出口も塞いでしまうことになり
飲みにくいおっぱいになってしまいます。

2)
また、垢とりによって乳頭の皮膚も丈夫にしてくれます。
皮膚を少しづつ鍛えることにより、
赤ちゃんの授乳が始まってから多くの人が悩まされる
乳頭キレツなどのトラブルを防ぐことができます。
(乳頭亀裂については【「乳頭亀裂」の予防と早い治し方】へ)

3)
垢をとる行為により自分の乳房や乳頭の変化を
しっかり感じることができます。
それにより出産への心構えも自然にできていきます。

垢とりの方法

時期:
妊娠16週から週1回程度
妊娠36週から2~3日に1回程度
(切迫早産の方は36週から少しづつ始めてください)

使用するもの:
白色ワセリン、ピアバーユ、ラノリン、 純度の高いオリーブオイル、
といった赤ちゃんの口に入っても安全で皮膚の浸透もよいオイルを使用します。
(下の商品紹介を参考にされてください。)


垢の取り方:


入浴する5分前にオイルを乳輪と乳頭に塗布します。
効果をあげたい場合は、その上からラップをかぶせます。


指にガーゼのような柔らかい布を巻きつけ乳頭の表面をこすります。
乳頭についている垢がなかなか取れない場合は
無理に除去する必要はありません。(刺激を与えていれば自然に落屑します。)
最初からあまり刺激せず、痛くない程度に乳頭の皮膚を触りましょう。

乳頭マッサージ

痛くない乳頭マッサージの方法

時期:
妊娠36週から毎日行います。
(切迫早産の方は37週から始めてください)
乳頭マッサージは1日何回行ってもいいですが
最初から多くするのでなく、日ごとに回数を増やすようにしてみましょう。

使用するもの:
垢とり時に使用したものと同じ
白色ワセリン、ピアバーユ、ラノリン、 純度の高いオリーブオイル、
といった赤ちゃんの口に入っても安全で皮膚の浸透もよいオイルを使用します。
いずれのオイルも産後の乳頭保護や
赤ちゃんのおむつかぶれ等に大変重宝するものになります。
妊娠期間中から自分の肌に合うもの探し使用してみることをおすすめします。

*白色ワセリンの活用法について紹介している
赤ちゃんにも安心して使える「白色ワセリン」活用法
も参考にされてください

乳頭マッサージの方法:


入浴する5分前にオイルを乳輪と乳頭に塗布します。
効果をあげたい場合は、その上からラップをかぶせます。


最初に乳輪に5本指をあてます
このときそれぞれの指は乳輪の外側(境目)部分を全体的に覆うように置きます。
(爪は必ず短い状態で行いましょう。)


乳輪においた5本指を3秒ほどかけ中央に圧迫し指を合わせます。
最初にこのゆっくりな圧を10回ほど続けます。
ほぐれてきたらリズムよく圧(1秒ほどの圧)を加えます。
指の位置をかえながら100回ぐらい行いましょう。


次に乳頭に5本指をあてます。
乳輪に添えていた指をそのまま乳頭に添えましょう。
あとは乳輪のときと同じで
最初に3秒かけて圧をかけ10回ほど刺激します。
その後リズムよく短い刺激を100回ぐらい行いましょう。


1回の乳頭マッサージは3分程で終わる感じにしましょう。
肌を傷つけやすいので、たっぷりオイルをつけ滑りが良い状態で行いましょう。

従来の乳頭マッサージでは…

3本指で行うマッサージの方法もありますが、
圧の分散ができず痛みが生じやすい場合があるため
5本指でマッサージしてみましょう。

また、ねじるようなマッサージもありますが
乳頭をねじらなくても細かい刺激を多く与えることで
乳頭刺激は十分行え、痛みもありません。

簡易マッサージ:

時間がある時は、くつろぎながら乳頭マッサージを行うのもよいでしょう。
そのときは薄いブラや下着のうえから布越しで行ってください。
これだとテレビを見ながらでも刺激ができます。
痛みを生じる場合は直接オイルを塗布してから行いましょう。

さいごに

乳頭刺激を行っていくと、乳汁分泌が見られてくるでしょう。
これは自分の体が、赤ちゃんに授乳をする準備ができてきている
というサインです。
自分のおっぱいから母乳が出るのをみると、
なんとも不思議で、嬉しい気持ちになることでしょう。
自分のおっぱいのコンディションは自分でしか調整できません。
赤ちゃんのためにも自分のためにも
まずは乳頭の垢とりから行い少しずつ自分のおっぱいと向き合ってくださいね。

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