陣痛

【助産師監修】難産とはどんな分娩?何が原因?

難産とは? 難産とは医学用語ではありません。おおまかな定義でいえば「正常分娩」ではない「異常分娩」のことを指します。 スムーズに何も問題なく終える「安産」とは違い、分娩中に母体や胎児などに何かしらのトラブルが起こり分娩が滞る、医療介入が必要になる状態です。 異常分娩は、どの妊婦さんにも起こる可能性はあります。特に妊娠前・妊娠期間中に何かトラブルを抱えている方はもちろん注意が必要です。また、妊娠期間 […]

【助産師監修】ソフロロジー法とラマーズ法の違い

出産時の呼吸法とは 出産が近づいてくると『呼吸が大切』という言葉を聞くことも増えてくるでしょう。 出産時に呼吸法を行うメリットはたくさんあります。その代表的なものとしては…・お産がスムーズになる・産婦さんの痛みを緩和してくれる・赤ちゃんにストレスがかからない・赤ちゃんへの酸素供給が効率的に行われる  などなど 前回のお産を通して呼吸の大切さを知った経産婦さんは「今回はうまく呼吸したい!」と呼吸法を […]

【助産師監修】お産中の「音」が「お産」を変える

あなたは自分のお産のとき周りにどのような「音」があれば落ち着くと思いますか? お産のイメージをするとき「音」まで想像出来ている人はあまりいません。しかし、出産時の「音」はあなたの「こころ」と「からだ」に大きく影響を与えます。そして「音」はあなたのお産の満足度を高めるためにも必要な要素の一つになるのです。 お産の現場では様々な「音」があります。 お産間近になればほとんどの施設で分娩監視装置を持続して […]

【助産師監修】お産はこわい?!「楽に」お産ができるコツ

お産の現場とはどういうのだと想像されていますか?お母さんは痛みで苦しみ、叫んでいる姿を想像されますか?もし、そのような想像をされていたら、それは間違えです。 なぜなら実際のお産の現場は、静かで穏やかに和やかに進むことが多いからです。 出産が間近になってくると、赤ちゃんに会える楽しみと同時に、出産に対する不安や心配も大きくなっていくのはごく当たり前のことです。それだけ、今も昔も「お産はきつくてつらい […]

【助産師監修】夫が出産にできること。産痛緩和マッサージ

陣痛時のお母さんは全身に神経が張り巡らされており、周りの刺激に過敏になります。そのため、陣痛は痛いけど、「どこをどうすればいいか」本人も分らず、周りの家族に指示するのが難しい場合があります。また、過敏になっているせいで周りのご家族に余裕をもって話しができないこともあります。ご主人や家族に当たってしまうこともよくみられます。 私たち助産師は分娩進行に合わせて、その方にあった産痛の緩和法やマッサージを […]

【助産師監修】「内診」は何を診てるの?産婦人科の診察

産婦人科の受診をすると、大抵の場合「内診」という診察があります。「内診」とは医師や助産師が、受診者の膣の中に指を入れて診る診察のことで、下図のような内診台という診察台に乗り、股を広げて受ける診察です。 主に指を1~2本(必要時には3本以上)膣に挿入し、診察を行います。そのため初めての方や、慣れない方も大勢いらっしゃいますし、診察をする際に抵抗を感じる方も多くいらっしゃいます。 それは、そうですよね […]

【助産師監修】陣痛はこわくない!陣痛のメカニズムとは

『陣痛』 と聞くと…「こわい」「ツライ」「キツイ」などのマイナスのイメージが先に立ってしまう方も多いのではないでしょうか。 それは、圧倒的に「陣痛=痛くてツライ」という先入観を無意識に植え付けられているからです。周りのツライ陣痛を経験した方からの意見だったりメディア(ドラマ等)の過剰演出だったり。 でも実際の陣痛は必ずしも「痛くてツライ」だけではありません。 実際には… 陣痛の痛みは思ったより全然 […]

【助産師監修】赤ちゃんはどうやって産まれる?児の回旋について

はじめに 出産は決して楽なものではありません。全てのお母さんが命をかけて我が子を産むのが「出産」です。そして、お腹の中の赤ちゃんも小さい体で陣痛に耐え、狭い産道を通り抜けて産まれて来ます。赤ちゃんも命をかけて、この世に誕生しようと頑張るのです。出産は、お母さんと赤ちゃんが協力し合うことで成し遂げられる、命がけの出来事です。 このダイナミックな出産の過程を、赤ちゃんの目線に立ち、お腹の中の […]