【助産師監修】高齢出産でオススメ!妊娠期のリラックス方法

【助産師監修】高齢出産でオススメ!妊娠期のリラックス方法

妊娠期間中は
何らかの不安や焦りといった精神が不安定な状態が続きます。
それもそのはず
妊娠中の女性は常にからだに劇的な変化が起こっており
OVER35になるとその劇的な変化に
「こころ」と「からだ」がついていけず
対処が遅れてしまう方もいらっしゃいます。

情緒不安定になることは当たり前です。
でもそれってすごくキツイですよね。

親しい人からの何気ない言動が気になったり
今までうまく対処できていたことがうまく行かなかったり
ストレス発散がうまくできなかったり

それらの乗り越え方やメンタルバランスの取り方は
人によってそれぞれで違います。

他の人に話すことで楽になる方もいれば
体を動かすことで解消される
趣味や好きなことをしたり
自分だけの時間を作るなど

その方の今までの生き方も関係してきます。

でもリラックスをしようとしても
なかなかなできない場合もありますよね。

そんな時
妊娠中だからこそオススメしたい方法があります。
それは
「自分の心拍を感じる」ことです。

この方法は
心がざわざわする、落ち着かない、なんか不安だ
という方にまずは試して頂きたい方法です。

方法は簡単です。

ゆっくりできるソファーや椅子に腰かけ目を閉じ
自分の脈をとってください。
自分の利き手でもう一方の親指下にある手首の脈を
利き手の 人差し指・中指・薬指3本当て脈をとります
※この時親指1本で脈をとるのはオススメしません。

脈を触れることができたら
そのままゆっくり呼吸をします。
鼻からゆっくり吸って
口からゆっくり吐く
この呼吸を行ってください。

すると徐々に
自分の脈が少しずつゆっくり穏やかになってくること
感じることができます


これを10回ほど繰り返すだけです。


そうすることで「こころ」と「からだ」が
リラックスした状態をつくりだせます。

この心拍を自分で感じ呼吸を行うことは
高ぶった自律神経を落ち着かせるために
有効的な方法です。

そしてこの心拍は実際お腹の赤ちゃんも聞いている音です。
「今同じ心拍のリズムを、私も赤ちゃんも感じているんだ」
と思いイメージすることで
赤ちゃんと一心同体のあなたを感じて下さい。

そしてお腹の中の赤ちゃんが
温かい羊水の中ゆったりと漂っている姿を想像するのです。
そして、自分もその中にいるように感じていきましょう。



自分の心拍を感じ
「こころ」と「からだ」を落ち着かせ
お腹の赤ちゃんとの一体感を味わう。
この方法は
お母さんだけではなく赤ちゃんもリラックスさせる効果があるのです。


またお母さんがゆっくり呼吸することで
赤ちゃんにより新鮮な酸素がめぐります。

そのためこのリラックス方法を行っているときに
胎動を感じることも多いでしょう。


赤ちゃんにとってお母さんの心拍は子守歌のようです。
それが穏やかになっていくことで
赤ちゃんもより気持ちよく過ごすことができます。

※赤ちゃんとお母さんの心拍の深い関係が分かる記事はこちら↓
【無意識にできている?赤ちゃんが落ち着く抱っこの向き】

「こころ」がざわざわしている原因があるなら
そこからどうすればいいか
ゆっくり少しずつ考える
今日は無理だと思ったら考えない。

寝るなり、好きな事へ目を反らしましょう。

そうしながらも
少し動けるようになったら
自分の「こころ」と「からだ」の声にちゃんと耳を傾けやすくなります。
また考えないといけないことがあっても
少し冷静に考えらるようになります。



このように
「こころ」と「からだ」のバランスのとり方を
妊娠期に身に付けることはとても大切で
その後の出産・育児にも大いに生かすことができるのです。


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