お腹の赤ちゃんへの声かけ
あなたはちゃんとできていますか?
もちろん
こころで思いながら話しかけるのも
赤ちゃんにはしっかり通じています。
しかし
お母さんの「声を聞かせながら」話しかけることの方が
効能やメリットがたくさんあるのです。
また
赤ちゃんにむけて話をするのは
赤ちゃんの成長だけでなく
お母さんが今後の妊娠・出産・育児期を過ごす為にも
大変良い効果も与えてくれます。
今日あったこと
赤ちゃんに対する想い
自分たちのこと
本の読み聞かせ など
いろいろな話をしましょう。
あなたの声を毎日聞かせてあげましょう。
今回は『赤ちゃんへの効能とメリット』についてお伝えします。
※『お母さんへの効能とメリット』についてはこちら
【妊娠中の声かけに早すぎることはない②『お母さんへの効能 とメリット』】
お腹の中の赤ちゃんは
お母さんの声を既に知っています。
赤ちゃんは耳の機能が育つ前から
お母さんの声を振動でとらえ感じることができます。
そして聴力が発達する妊娠7ヶ月以降では
普段の話し声を常に聞いています。
そのため
お母さんが喜んでいるとき嬉しい時
悲しいとき怒ったときの声(振動)を
赤ちゃんは自然に分かっているのです。
赤ちゃんに
愛情をこめて話しかけてあげることは
赤ちゃんを喜ばせるだけではなく
幸せな気分にさせてくれます。
幸せになるということは
赤ちゃんのストレス耐性も強くしてくれます。
赤ちゃんは出産のとき
大人では考えられない程のストレスにさらされます。
経腟分娩では痛い・キツイ・暗い・苦しい
という状態で陣痛を乗り越えなければなりません。
帝王切開では急激な環境の変化が起こり
外の世界に対応するため強いストレスを受けて
肺呼吸へと一瞬で移行させないといけません。
※こちらも参考にされてください
【赤ちゃんはどうやって産まれてくるの?】
しかし
普段のお母さんの声かけが
出産に受ける赤ちゃんのストレスを軽減することに繋がるのです。
お産中にもお母さんが声をかけてあげる
「一緒にがんばろうね」
「もうすぐしたら会えるね」
この言葉で赤ちゃんはどれだけ救われるでしょう。
『自分を守ってくれる、愛してくれるお母さんが外の世界で待っててくれている』
それだけで赤ちゃんは生まれてくる意欲を持ち
出産のとき受けるストレスを最小限に押さえ
生まれてくることできるのです。
結果的にお産における
赤ちゃんのリスク軽減にもつながるのです。
出産はお母さんが産もうとする意思
赤ちゃんが生まれたいと思う意思
が大切です。
その意思をお互いにしっかり持つためにも
普段の声かけが影響してくるのです。
また胎教の効果があるもので
クラシック音楽などもありますが
一番はお母さんの声で
絵本を読みきかせたり
普段からたくさん話しかけてあげることが
赤ちゃんの脳の発達を促してくれることもわかってきています。
赤ちゃんの一番脳に届くお母さんの声こそが
赤ちゃんの発育にとても重要なのです。
話しかけることに
早すぎることはありません。
赤ちゃんが宿ったことがわかったときから
毎日赤ちゃんに声をかけてあげましょう。
赤ちゃんに話しかけるときは
赤ちゃんに感じている想いを一緒に声にのせて
話しかけてあげましょう。
そして
赤ちゃんも自分も幸せな気分に浸かっていきましょう。
それだけで
知らず知らずのうちに
妊娠・出産・育児期のストレスの軽減にもつながっていくのです。
※こちらの記事も参考にされてください
【お腹の赤ちゃんに話かけるのはいつから?】