あなたはどのような母親になりたいですか?
あなたの母親が理想ですか?
友人のような母親ですか?
ネットやテレビでみるキラキラした母親ですか?
妊娠を意識したり
妊娠した後は
どのような母親になりたいか
あなたもを考えたことがあるのではないでしょうか。
あなたは今まで得てきた知識や経験が豊富です。
そして、「人」も様々な方をみてきましたよね。
そのせいか、
特にOVER35の女性は
自分が母親になる際
「ちゃんと育てなきゃ」「自分がしっかりしなきゃ」と
最初から母親になる自分のハードルを
高く設定しまう方が多くいます。
妊娠期から
出産後の「自分の母親としての姿」を
想像しておくことはとても大事なことです。
さらに、理想の母親像も常に意識しておくことも大事です。
しかし
産後は自分の思い通りにならないのも当たり前です。
実際はうまくいかないことばかりで
理想の母親とかけ離れるかもしれません。
そのことも
妊娠期からしっかり覚悟をしておきましょう。
そのためには理想だけではなく
産後に起こりうるマイナスなことも想像しないといけません。
うまくいかないこと
きついこと
しんどいこと
産後の理想と現実のギャップを少しでも埋めていきましょう。
それにより
産後のメンタルも安定します。
自分に期待をし過ぎず
うまくいかない自分も受け止めてあげることができます。
それはとても大切なことなのです。
逆に
自分の理想の母親像を高く上げ過ぎると
産後の予想していなかったこと事に対しうまく対処ができず
対処できなかった自分を不必要に攻める場合も多くあります。
私は
それで産後うつを発症したり
産後クライシスで離婚に至った夫婦を
何人もみてきました。
産後はホルモンバランスも崩れ
新しい環境と生活により
心身共に疲労や不調を来す場合があります。
それがうまく処理できないと
産後うつ、産後クライシスが発生します。
それは家族にとっての危機です。
※産後クライシスについて詳細はこちら
【子どもが0歳~2歳での離婚率が高い!仲良し夫婦でも危険な『産後クライシス』とその対処法】
妊娠期から産後の母親の自分をゆっくり考えてみて下さい。
できれば、ご主人と一緒にその話をしましょう。
産後うまくできないことがあるかもしれない
それを夫婦の共通認識にしていきましょう。
そうすると自然と
ご主人の「父親として」の
産後の過ごし方も具体的に想像でき話ができます。
この過程がとても大事なのです。
それが
産後うつや産後クライシスという
家族危機の回避につながるのです。
最初からうまくできる人なんてそうそういません。
周りでそのような人がいないように思えるのであれば
ただ見せてないだけ、見えてないだけです。
少しづつ理想の母親に近付いていけばいいのです。
焦りは禁物です。
「子育て」は「親育て」でもあります。
子どもの成長と一緒に
ゆっくり親になっていきましょう。
今日からでも産後の想像をいっぱいしましょう。
そして少しずつ理想の母親に近づいている
あなたを想像してみてくださいね。
産後の家族危機を回避できるための
母親像を具体的に想像するコツは
【産後を健やかに過ごす為。「あなたの産後の母親像」を考えてみよう】
でお伝えしています。
これで産後のあなたの精神的な負担はぐんと減りますよ。