私にはもうすぐ3歳になる息子がいます。
そして私たち夫婦は
結婚してもうすぐ12年目を迎えようとしています。
息子が我が家にきてくれたのは
結婚して8年もしてからでした。
結婚した当初はお互い20代半ばということもあり
20代で1人は子ども産めたらいいね
なんて話をしていました。
しかし、お互い好きなことをしていたら
あっという間に30代に
30歳からは海外生活もすることになり
なおさら子どもをもつタイミングがありませんでした。
33歳前に帰国。
いよいよ子どもを持つ年齢に焦りも出てきました。
そこから本格的に妊活をし
ようやく第一子を授かることができました。
出産したのは高齢出産目前の34歳。
私の出産経験は
全く予想していないものになりました。
しかし、この経験があったからこそ今の活動・原動力になっています。
※詳細は
【「思っていたのと違った」私の出産体験】
育児は?というと
予想以上に大変でした。
育児に疲れてメソメソするなんて
出産する前の私では考えもつきませんでした。
それぐらい思ったより大変の連続。
でも嬉しいことも多くあります。
そのひとつは夫婦関係がさらによくなったこと。
お互い、子どもの優先順位の方が高くなります。
しかし、それをすごく自然に感じるし幸せにも感じます。
それは、夫婦だけの期間が8年もあったことで
お互いのことを十分理解する時間を持てたからだとも思います。
子育てが始まると
ふたりだけの会話もぐんと減ります。
夫が仕事から帰ってきて会話する時間には
私は眠たくなっています。
出産前に比べると会話の時間は5分の1ぐらいに減ったような感覚があります。
それは仕方のないことだけど
やっぱり寂しいという思いだけは
いつもお互い話していました。
そのため
休みの日には
しっかり会話をする
話せない日は夫婦の交換日記をしてお互いのことを話す。
そしてお互いの日々を労い感謝をし合いました。
私が独身時代に出会った印象深い産婦さんがいます。
その方は40歳で3人目を出産された経産婦さんでした。
その方も結婚8年目で第一子を設け
その後3人出産していました。
その方が話されていたことを今でも思い出します。
体力的には大変だけど
私たち夫婦にとっては一番いいタイミングで子ども達を授かれたと思っている。
それまでいっぱい好きなことをしたし
お互いをよく知ることができことが
楽しい育児につなっがていると思う。
まさか、自分もこの方と同じタイミングで
子どもを授かると思いもよりませんでしたが
今となってはこの言葉が心から理解できます。
それぞれの夫婦にとって価値観も違うし
さまざまな出来事のタイミングも違います。
でも私たち夫婦にとっては
結婚して8年目で子どもを授かれたことは
ベストタイミングだっと感じています。
今となっては
夫婦で迎える嬉しいこと、嫌なこと
家族の試練や転換期
全ては「夫婦力」を試されていて
それは来るべくして来るものだ
とポジティブに考えられるようになりました。
私は自分の経験、これまで多くのご夫婦をみてきた経験から
妊娠・出産・育児には
この「夫婦力」がとても大切だと実感し確信しています。